ADAのCO2 ADVANCED SYSTEM FORESTでのCO2添加は非常に簡単でありがたく使っています。
しかしながら、日々使っていく中でやはり使いにくい部分が出てきます。
今回はその使いにくい部分を、より使いやすくする為の部品である「電磁弁」を購入しました。
目次
電磁弁とは何?
そもそも電磁弁って何?という疑問がある方もおられると思いますので、そのあたりについて少し説明します。
アクアリウムではCO2を添加するのは照明ON時にのみCO2の添加を行い、照明のOFF時にはCO2の添加を停止したいわけです。
照明ON時にCO2添加をする事で水草の成長を促進しさせたいですよね。
電磁弁というものを使わずにCO2添加を運用すると、ADAのCO2 ADVANCED SYSTEM FOREST等にも付属しているボールバルブという部品でCO2添加のONとOFFを切り替えます。
でも、照明のONとOFFに連動してCO2添加をさせようとすると、誰かがそこにいなければボールバルブを操作する事ができませんよね。
それを実現してくれるものが、この電磁弁という部品になります。
電磁弁の取り付け場所
電磁弁はCO2小型ボンベのアダプターと逆止弁の間に取り付けます。
逆止弁と拡散器の間に接続しては意味がありませんので、必ず逆止弁よりボンベ側へ取り付けます。
でなければ、電磁弁が停止すれば水槽の水が逆止弁まで、逆流してきますので電磁弁の故障に繋がります。
実際の取り付けについては、下記の商品ページにセット方法の動画がありますので参考になるかと思います。
電磁弁の機能
この小さい本体の中に弁が入っており、コンセントからの通電ONになれば電磁弁が開状態となりCO2が流れます。
通電OFFで電磁弁が閉状態になりますので、CO2の流れが停止するわけです。
これを完全自動化する為に、タイマーへ接続して電磁弁のONとOFFを照明のONとOFFに連動させます。
そうすると照明がONになると同時にCO2の添加を開始し、照明のOFFと同時にCO2の添加を停止する事になります。
この様にタイマーと接続する事で、完全に無人で電磁弁を作動させる事ができ、時間がくれば勝手にCO2添加をして、時間がくれば勝手にCO2の添加を停止させる事が可能になります。
電磁弁の選定
電磁弁という名前の通り、電磁的に弁(バルブ)を開閉しますので、本体部分が過熱してきます。
その過熱のレベルも製品によってまちまちで、ほとんど常温と変わらないという電磁弁もあれば、異常に熱くなる電磁弁もあります。
個人的にはあまり熱くならないタイプを探す様にします。
異常な発熱をするという事は、それだけコイル部分にも負荷が掛かっていて寿命が短いのではないかなと想像した為です。
チャームの電磁弁
アクアリウム通販界の大手のcharmが販売しているオリジナル品です。
熱くなるモデルと低発熱モデルと両方のラインナップがあります。
こちらは購入者数に比例している部分もあると思いますが、故障したという報告が少し目立ちましたのでパスしました。
5,500円程度と特に安くもありませんが、高くもない価格設定になっています。
AIネットの電磁弁
あまり人気が無いような感じがしますが、結構評価はいい方だと思います。
価格も低価格で本体部分もほとんど熱くならない様で、個人的には一番の候補に挙げていました。
グリーンズの電磁弁
水草関連用品で安定のグリーンズの電磁弁です。
こちらもほとんど熱くならない様で、特に悪い評判は見受けられませんので、これも候補に挙げていました。
商品自体はADAと同じ本体を使っているようですので、品質はお墨付きという所かなと思います。
電磁弁の価格は6000円程度となっていますが、部品その物からすると安いと思います。
ADAの電磁弁
電源線のカールコードが特徴的な電磁弁です。
同じく熱くならない電磁弁です。
故障関連の情報もほとんど耳にする事がありません。
ネックなのは価格ですね。
電磁弁のみで9,500円しますので、他社に比べて倍以上ですね。
今回購入した電磁弁
当初は価格面での有利さで、AIネットの電磁弁を購入しようと思っていましたが、水槽や照明もADA製だし統一したらという家族からの声で一気にADA製の購入に踏み切りました(笑)
まさに信者です。
ペットショップにも在庫が1個しかなかった所、家族が日中に買いに行ってくれたおかげで無事に手元にやってきました。
9,500円の電磁弁ですよ・・・。
これは大事に扱っていかないといけません。
他の器具も大事に扱っていますけどね(笑)
ADAの電磁弁を使ってみて
電磁弁を設置してからは、CO2のバルブ操作も完全に放置した状態ですので非常に楽です。
しかもADAで水槽、照明と統一する事が出来ましたので、満足度も十分です。
これは一度使うと、電磁弁無しの環境は考えられない位になりますね。
どの電磁弁を選択するかは個人の好みもありますが、CO2添加するなら必須の部品と言ってもいいのではないかなと思います。
タイマーも一緒に揃える必要がありますが、私は照明や夜間のエアレーションで既に使っておりましたので、そこに一緒に取り付けた形になります。
定期的に手動でバルブの切り替えが出来る方には不要の部品かも知れませんが、手動で切り替えをされている方、ぜひ一度ご検討されてみては如何でしょうか。