【小型アクアリウム】30センチキューブ水槽の白濁りの原因を探ってみました。

アクアリウム

今回の30センチキューブ水槽は、絨毯系のシンプルなレイアウトを考えておりましたので、左奥にブランチウッドを配置し、あとはニューラージ・パールグラスを絨毯にしようと考えておりました。

ブランチウッドは灰汁抜きとして鍋で煮込んだりもしていたのですが、どれも大きな効果がなくブランチウッドには水カビがずっと出たままでした。
当然浮いてくるので、石を載せて無理やり沈めています。

という事で、飼育水の白濁り発生から、白濁り除去までの経緯を記事にしてみました。

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ブランチウッドについて

ADAが販売している流木の一つで、水草レイアウトに持って来いの素材で、多くの方がレイアウトに使用されています。
ブランチウッドの大きさにもよりますが、小さいモノであれば1,000円~という感じの価格設定をされています。

ADAが好きではない方も、レイアウトによっては使われた事があるのではないでしょうか。

ブランチウッドの灰汁抜きについて

私自身ブランチウッドと言わずに、流木は最低1回は煮込んで灰汁抜きをしています。
この灰汁抜きをする事で、流木からの染み出しによるブラックウォーター化の予防と、殺菌と不要な灰汁をある程度出し切ってしまいます。

ブラックウォーター自体は生体にとっては良いのですが、見た目的な点で避けたいと思っています。

白濁りと水カビの変化について

その後、ブラシでブランチウッドをしっかり磨いた後、天日干しをしてから水槽に入れましたが、数日経過した時点で流木に水カビが出ていることがわかりました。

水カビ発生と同じタイミングで白濁りが発生していましたので、一旦取り出してブラシで磨いたあと水洗いをしてから水槽に入れました。

これで一旦収まるだろうと思っていましたが、読みが完全に外れていました(笑)
待てども待てども白濁も水カビも無くなっていきません。

この期間も換水だけは継続して実施しています。

魚は元気に泳いでいますし餌もよく食べますので、生体に対しての即効性のある影響はな無さそうです。

ただ、見た目的にもかなり悪い上に、水草への照明の強さにも影響しそうでずっと気になっていました。

濾過性能的な部分としてエーハイム2211にスペックアップした際に、純正のカーボンフィルターもセットして使っていますが、この白濁りが無くなるという事はありませんでした。

何をしても白濁りが収まらない為、市販の白濁り除去剤を使う事も検討しましたが、出来れば避けたかったので最後の手として置いておきました。
何故使わなかったかというと、エビを入れる水槽には使わないでと書いてありましたので投入はしませんでした。
重金属性の成分が入っているのかなと予想していますが・・・。

評価の高かった白濁り除去剤

ちなみに市販の白濁り除去剤で評判がよかったのが、コトブキから発売されているこの商品です。
購入しようと思っていたのもこの商品です。
価格的にも安く、取り扱っている店舗も多い事から第一候補にしていました。

白濁りの原因を予想

私が見ている感じでは、このブランチウッドの水カビが粒子となって水槽内に蔓延しているかの様です。

煮沸による灰汁抜きも効果がなく、現状では打つ手がありません。
※この時点で流木が原因の白濁りと予想していました。

よく言われる「立ち上げ初期の白濁り」がありますが、それとは違う原因での白濁りと予想しました。
今回の白濁りとは違うと判断した根拠としては、今回30センチキューブで使っている水槽の水の多くは、20センチキューブから種水として持ってきた事から、水槽立ち上げ直後の初期の濁りではないと判断しました。

レイアウトセッティング後、すぐに白濁りが発生してずっと濁ったままですしね。

白濁り地獄からクリアな飼育水へ

このしつこい白濁りを無くす為には、もはや流木の撤去しかありません。

という事で、思い切って流木レイアウトを断念して、流木の撤去を実施する事にしました。
この判断は中々ツラかったですね・・・。

ブランチウッドから龍王石へ

単純にブランチウッドを撤去しただけでは、あまりにも殺風景で寂し過ぎるので龍王石を入れる事にしましたので、レイアウトはこれで確定する事にしました。

一番の狙いははニューラージ・パールグラスの絨毯化が目的ですので。

そして、ブランチウッド撤去から2日ほど経過した後・・・白濁りは全くなく澄んだ綺麗な水へと変化しました。

やはりどう考えても流木が原因と思われる白濁りでした・・・。

まぁ、今回は龍王石を使うにあたり酸処理という初めての試みもトライできたので、これはこれで良しとします。

飼育水の白濁り原因のまとめ

ブランチウッドには水カビの発生が多いと聞いていましたが、白濁りまで発生させる原因になっていたとは考えが及びませんでした。

今までブランチウッドを使った時は、若干の水カビだけが出ただけだったので油断していました・・・。

今回の飼育水の白濁りは、やはりブランチウッドが原因だったと判断せざるを得ない結論となりました。

ただブランチウッド自体は白濁りや水カビが無ければ、非常にいいレイアウト素材だと思います。
簡単に配置するだけで、スタートできますし。

今回は撤去するという形で、白濁りの原因を取り除いた形になっていますが、撤去したブランチウッドそのものへの対策が取れたわけでもありませんので、しばらくバケツの水に漬けておこうと思います。

・・・ハイ、まだ機会があれば使う気でおります(笑)

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