今回は鳥取県のある北条ワイン醸造所の2017年のヌーヴォーを今更飲んでいきたいと思います。
何故今頃まで2017年の新酒を飲まなかったかというと、3月頃でも十分耐えうるという話が公式サイトにありましたので実践してみました。
保存に関しては、ワインセラーでの保管になります。
もちろんフレッシュさ重視ならば、出来るだけ早く飲む方がいいですね。
北条ワイナリーオススメの飲み頃は、クリスマスからお正月頃だそうです。
鳥取県を代表する北条ワインとは
北条ワイン醸造所は、鳥取県の真ん中あたりに位置する鳥取県東伯郡北栄町にあります。
創業1944年と、かなり老舗のワイナリーになります。
但し、公式サイトでは一部リンク切れ等が見られる残念さもあります。
鳥取県の北条砂丘としても有名で、ブドウ以外にもスイカやメロン、トマト、長芋等も栽培されている事も多く、農作業が活発な地域でもあります。
また自社農園では、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、シャルドネ等が栽培されており、北条砂丘方面としては、マスカット・べーリーや甲州等も栽培されています。
昨今では2016年10月には鳥取県中部地震により、出荷前のボトル6万本が破損するという、非常に辛い事がありました。
北条ワイン ヌーヴォー 2017を飲んでみました。
ラベルは一風変わったデザインで、キャップはスクリューです。
赤ワインに使われているブドウ品種は、マスカット・べリーAで全て北条砂丘で収穫したものです。
公式サイトでは2017年11月3日に発売し、11月6日には完売となっていますので中々な売れ行きですね。
ちなみに白ワインで使われているブドウ品種は、甲州になります。
グラスに注ぐと、色はかなり明るい赤紫色をしています。
エチケットにも書いてありますが、見た感じではかなりライトな感じではないかなと。
赤ワインの飲み頃の温度は、12℃~15℃との事ですのでオススメの温度に合わせます。
香りはベリー系の果実の香りが中心で、酸味が多めなフレッシュな感じです。
寝かした事で、若干は大人しく落ち着いた味わいになっているかと思います。
ワインとしてはライトボディで、非常に飲みやすく軽快な飲み口ですね。
ちょっと気にしないと、飲み過ぎてしまうかも知れません(笑)
このフレッシュ感がありつつ飲みやすい所は、新酒の大きな特徴だと思います。
グラスに注いだ時に色で感じたライトさは、予想通りという所でしたね。
個人的にはもっとヘビーな味わいでもいいのですが、これ位の飲みやすさの方が、普段あまりワインを飲まれない方にも取っ付きやすいかなと思いました。
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