【日本ワイン名醸地の一つ 長野県】ファンキー・シャトー(funky chateau) シャルドネ 2015(白)を飲んでみました。

ワイン

ゴールデンウィークも少し前に終わってしまい、いつもの日常に完全に戻った感があってちょっと寂しい感じですね。
個人的には、カタシモワイナリーに行ったのが楽しかったのでまぁまぁかなと思っています。

そんな日本ワイン繋がりのワインを飲もうと思い、セラーから取り出したのが今回のワインになります。

というわけで、長野県にあるワイナリー、「ファンキー・シャトー」のワインを飲みたいと思います。

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ファンキー・シャトーについて

ファンキー・シャトーは、長野県のワイナリーで青木村と上田市東山地区に自社畑を所有されています。

その自社畑で収穫されたブドウを使用したワインを「ドメーヌ」として、契約栽培や買い付けのブドウを使用したワインを「ネゴシアン」とに分けてラインナップされています。
また、選果の徹底(ブドウの選別)、自然発酵、無濾過、無清澄の三本柱を軸として、出来るだけ自然に近い状態のワイン作りを目指しておられます。

前述した無清澄という言葉ですが、あまり見慣れない言葉だと思います。
(ちなみに「ムセイチョウ」と読みます。)

少々脱線しますが、無清澄とは何かと言うと、通常は清澄作業において清澄剤を用いて固形物の除去を行いますが、この清澄剤を行わない処理を無清澄と言います。
いわゆる自然派と言われるワイナリーではビオディナミなどの農法が取り入れられています。
清澄処理はワインの透明度や安定性を向上させてくれますが、それと引き換えにやればやるほど本来の風味を失っていく事になる為、無清澄という技法が生まれました。

ファンキー・シャトー シャルドネ 2015 (白)を飲んでみました。

価格が4000円(税抜)と、結構なお値段のワインです。
まぁ中々買えないワイナリーのワインという事もあり、奮発して購入した白ワインです。

このファンキー・シャトーのシャルドネは、長野県青木村の自社畑で収穫されたブドウで造られています。
そのシャルドネをステンレスタンクとオーク樽の新樽を使って、約一年もの歳月の熟成を行っています。

先ほども書いた通り、自然派となるとどうしてもコストが掛かりますが、その分美味しければ問題無しですね!(笑)
そんな手間暇をかけられた、ファンキー・シャトーのシャルドネはどんな味がするのでしょうか。
今から楽しみです。

いつもと同じINAOグラスに注ぎます。

色は少し濁りが感じられるイエローですね。
ここは無濾過たる所以で、こういう濁りを見るのも一つの楽しみですね。

抜栓したコルクには何も刻印されておらず、寂しいコルクです(笑)

香りは杏の様な果実味を感じつつ蜂蜜の様な甘い香り、そして樽香もしっかりとしていて心地いい香りです。

飲んでみると、樽香のしっかり感よりもずっと滑らかな味わいです。
まずはフレッシュなフルーツ感で満たされて、その後酸味と共に綺麗に混ざり合って、余韻も非常に心地よく・・・しかも長い余韻で「美味しい」と思わず呟いてしまいます。

個人的には少し酸素に触れた後の方が、フレッシュな味わいが柔らかくなり落ち着いた感じになるのでこちらの方が好みでした。

いいワインですね。
価格が高いだけあります(笑)

ファンキー・シャトーはブドウ品種に始まり、産地や醸造方法までもオープンにするというワイナリーで凄いワイナリーだと思っています。
ブドウ品種を伏せたりするワイナリーもある中では、この考え方は応援したくなりますね。

妥協しない「ファンキー・シャトー」は、これからも更に美味しいワインを生み出してくれると思いますので、今後のワインにも期待しております。
(ウェブサイトの更新が放置気味なのが引っかかります・・・(笑))

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